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お酢の効能

酢には、体を活性化させるさまざまな働きがあります。

 

まず酢の酸味の主成分である酢酸やクエン酸は、エネルギー代謝(糖質や脂質を分解して、エネルギーと老廃物に変える)の働きを促進します。

 

そのため、体の中に疲労物質がたまりにくくなり、疲れた時には酢をとると良いと言われるのです。

 

また酢、特に穀物酢には、赤血球を柔らかくし、末梢血管を通りやすくする力があります。それが血圧を下げることにつながります。

 

体にいいのはもちろんですが、高血圧のための食事療法、減塩食を美味しくするのにも、大いに役立ってくれます。

 

魚介類や海藻などを酢の物西たり、キュウリやナス、キャベツなどを酢であえれば、味付けに塩を使わずにすみます。

 

また酢豚やマリネなどの料理も塩の使用量をグンと減らせるでしょう。 穀物類に加え、レモン、ゆず、ダイダイ、グレープフルーツなどの柑橘類の絞り汁、ポン酢やワインビネガーと言った果実酢も料理に積極的に使ってください。

 

天ぷらや焼き魚にこれらの絞り汁をかけると、天つゆや醤油で食べるのとは一味違った、さっぱりとした美味しさがあり、しかも、塩の摂取量を減らせます。 減塩に役立つといえば、牛乳もそんな食品の一つです。

 

クリーム煮などの料理に牛乳を使うと、コクが出て塩を少なくしてもおいしく食べることができます。それに、とにかく栄養バランスの取れた食品で高血圧や脳卒中の予防に大切なたんぱく質カリウムも豊富に含んでいます。

 

栄養価が高いうえに、塩分も減らせるわけですから、まさに一石二鳥。さまざまな料理に利用しましょう。このほかにも薄味で美味しく食べられる減塩の工夫をいくつかご紹介します。

 

①おかずを食事の中心にすえる ご飯をたくさん食べようとすると、どうしても塩辛いおかずが欲しくなってきます。ですから、おかずのほうをむしろ主食と考えて、薄味のおかずを多く作り、おかずを食べたら、それに添えてご飯を食べるようにします。

 

②新鮮な材料を使う 新鮮な魚や野菜などは、そのもの自体においしさがあるので、濃い味付けは必要ありません。旬のものを上手に利用しましょう。

 

③焼き味や焦げ味を利用する 焼き味や焦げ味があると、その香ばしさで、塩味が薄くても美味しく食べられます。

 

④香辛料や香味野菜を利用する ワサビ、カラシ、コショウ、カレー粉などの香辛料やミツバ、シソ、パセリ、ショウガ、ネギ、ニンニク、サンショウ、ミョウガなど香りのある野菜を上手に使うと塩味が薄いのが気になりません。

 

⑤出汁や旨味を上手に使う 昆布、椎茸、鰹節などだしの旨味も塩味の薄いのをカバーします。